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006:子供の記憶に残るゲームを作りたい

ゲーム開発

独裁者というZ指定を目指しているゲームを作っているのですが、本当に作りたいのは子供の記憶に残るゲームです。

 

スタッフにその話をしたときは、何を言っているんだ・・・という変な目で見られました(苦笑)
普段、カルト教団汚職警察のゲームをプレイしたりしているので、そう思われるのも仕方ないのですが至って真面目に考えています。

 

山口が子供の時は、コロコロとボンボンがあり、ビックリマンやカードダスを買いつつ、SDガンダムを買うかミニ四駆を買うかで小遣いの使い道を悩んだり、ギニュー特戦隊の圧倒的な強さに悟空の到着を毎週待ちわびていたいたような時代でした。
この時に受けた影響は大きく、当時格好良いと思った造形が好きなデザインの中心にあります。

 

子供の記憶に残り影響を及ぼすモノを作りたい・・深く考えたら恐ろしいことを目的にしたいわけです。

 

子供が好きなモノ。
マジョリティ。

クラスの大半が知っている、遊んでいる、といったシェアの力は大きく、子供は皆がやっているモノが基本的には好きです。ニッチなゲームが好きな子もいますが、そういった子ですら皆がやっているタイトルは抑えざるを得なかったりするので、子供のコミュニティにゲームを投下する場合にマジョリティを取れるか否かが一番重要だと思います。自分もそうだったので・・・。
子供時代は面白いと自身が判断できるモノが今よりも曖昧で、新しい体験ばかりだったので、だいたいのゲームは面白かったと思うのですが(クソゲーは当時は存在しなかった)、友達との話題に出るコンテンツはどれもより面白く、長時間遊んだ記憶はあります。

 

ゲームの内容が面白いのは当然、頻繁にソフトを買えないので長時間遊べるのも必須、その土台の上でマジョリティにならないと見向きもされない・・・。

なかなかの至難です。

 

しかも・・・
まずは会社が存続するためにも世間に評価される結果を出さないといけないですし、会社の知名度を高めないといけないですし、子供向けのゲームを作るノウハウも溜めないといけないですし、マジョリティを作るためのマルチな展開を行う資金を貯めないといけないですし、そういったコネクションを持たなければダメですし、現時点でのZOCや山口の力量を考えると実現は絶望しかないのですが、会社の目標として子供向けのゲームをいつか作るということを考えています。

 

正直に言うと、魔神英雄伝ワタルみたいな子供がロボに乗るゲームを作りたい。
そしてそのロボのプラモデルを出したい。

 

 

道は遠いですが一歩づつ進めます。

 

 

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